クレヨン社

透明な紙飛行機



願い事をひとつ 紙飛行機にそえて
渡る風見つけ 飛ばしたら

昨日までの涙 そっと頬で散らし
舞い上がる ビルの谷を越え

 深い傷さえも いつか薄れゆく
 何かしら 答えを君に残し
 夢見る事 心に禁じて
 生きるのは とても悲しいよ

空をかけろ君の 紙飛行機よ はるか

折れた夢の翼 空に向けてひらけ
何度でも君は 風に乗る

 梢をかすめて 陽射しをうながし
 縫い糸のように つづったら

高く高く飛んで 雲の丘へ届け

人は どんな時も 夢を抱いて生きる
君の中の空へ 紙飛行機を飛ばせ





(-クレヨン社/模型風景/作詞・作曲:柳沼由紀枝/編曲:加藤秀樹-より)
私が初めてクレヨン社のライブに行って聴いた最初の曲。
・・・泣きました。
生歌きいて泣いたのは生まれて初めてでした。